施工品質の向上、工期の短縮、コスト低減、作業安全の確保、省エネ化、ゼロエミッションなど多くのお客様の要求を実現するため、当社の経験豊かな施工技術が生み出すプレハブ加工製品がお役に立ちます。
配管プレハブ工法は、配管作業を「工場における管プレハブ加工」と「現場における組立て・吊り込み作業」とに区分します。当社では前者を行います。お客様から従来工法のためにCADで作成された配管施工図を基にして工場生産のための加工図を作成します。この加工図から配管材の切断寸法を計算し、片側に継ぎ手をつけ、現場での取付けの工程にあわせ納入します。接続方法により、継手接続と溶接接続、またグルービング接続に対応します。
横引き配管が密集し作業量が多い場所での設備工事は、躯体の仕上げ、防水工事、天井仕上げ工事など建築工事の作業工程に非常に影響を受けやすく、建築工程の遅れが設備配管工程を圧迫し大きな影響を受けます。施工品質や安全管理面にも課題が出てくるため、これを防ぐために事前に計画的に工場で運搬可能なサイズに分割して製作し、現場の工程に合わせ納入・接続します。これにより、建築工程に左右されず工場内で標準化された作業により施工品質の向上が図ることができます。
機械室は狭いスペースのところが多いため、作業効率が悪いばかりでなく施工の精度、工期にも影響します。そのため、工場で機械と配管の接続を終えたユニットとして製作し現場に運び込みます。機械や配管材料を個別に納入するのと比べ、納入・揚重コストを削減できるだけでなく、機械室廻りの配管の納まり、施工品質の向上、工期の短縮を実現します。
炭素鋼鋼管・ライニング鋼管・
ステンレス鋼管
圧力配管用炭素鋼鋼(STPG370)
一般配管用(SUS304TPD)
圧力配管用炭素鋼鋼(STPG370)
一般配管用(SUS304TPD)
ステンレス鋼管
配管加工ラインのFA(ファクトリーオートメーション)化により、加工工場の作業効率が大幅に向上しました。これにより、施工現場への迅速な対応が可能となり、従来以上に安定した品質の提供を実現しています。さらに、デジタルデータを最大限に活用することで、管理業務の効率化も図っています。
計画は専門部署が施工現場を支援します。長年培ってきた施工技術と工程管理のノウハウを活かして、最適なプレハブ・ユニット製品を提案・設計しています。そして、隣接するプレハブ加工工場とユニット組立工場による一貫生産体制により、製作から納入までのワンストップ対応を実現しています。
配管加工に使用する電力は、すべて太陽光発電による再生可能エネルギーで賄っており、環境に配慮した製品づくりに取り組んでいます。製品には、商標登録済みの「GCT」の文字が印字されています。GCTは “Green Craft Tech”の略で、Greenは「環境への配慮」、Craftは「モノづくりへの敬意と継承」、Techは「新たな技術への挑戦」を意味します。プレハブ・ユニット製品に環境価値を付加し、持続可能な施工現場を支えます。
大阪ガス製のガスエンジン・ヒートポンプシステム(GHP)の販売代理店として販売を行っています。